患者様は名古屋在住の50代女性。
右下顎の臼歯4本が抜けて、しばらく義歯を装着されていたそうですが、義歯の具合が悪く、インプラントを希望されたのですが、骨がないので無理と言われたそうです。
何とかならないかと、ご友人の紹介で当院においでになりました。
4本の歯を回復するのに、3本のインプラントを埋入して、1か所はインプラントでブリッジにする予定としましたが、CTを見ると、骨が薄く、形態もややいびつでした（下の写真1段目）。
そこで骨造成も同時に行って、インプラントが一定の厚みのある骨に囲まれる状態にするという手術計画としました。
下の写真2段目が手術直後のCTです。
4か月待って、上部構造（咬む歯の部分）を作製に取り掛かりました。
下の写真3段目、4段目が手術から4か月後のCTです。
人工骨がやや減少してますが、周りの骨と一体化したように形態が整っているのが分かります。

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