事故で失った上顎前歯の骨造成症例
以前ここでご紹介させていただいた患者様です。
交通事故で上顎の前歯3本が抜けてなくなってしまい、右の2番目の前歯もグラグラがひどいため抜歯しました。
この部位のインプラント治療を希望されていましたので、CT撮影をして状態を確認しました。
抜けた歯の部位のCTを見ると、下の写真2段目のように外側の歯槽骨が折れてしまっていました。
この骨片を取り除いて、治癒を待った後、骨不足が明らかであったために、まずは外側に人工骨を補填して骨の厚みを増す手術を行いました。
その手術後が下の写真3段目です。
ここまで、前回ご紹介したのですが、この骨造成手術後、8か月ほど待って骨量が確保されていることが確認できましたので、
本日同部にインプラント埋入術を行いました。
下の写真4段目がインプラント埋入手術後のCTです。人工骨は少し減りましたが、インプラントを埋入するのには、十分な骨の厚みができています。