選ばれる理由
口腔内スキャナーによる
-デジタル印象採得-
歯の被せものや詰めもの、インプラントの上部構造を作製するために、歯型を採るというステップが必要です。
従来は、シリコンやアルジネートと言われる、粘土のようなものをお口の中に入れて、固まるまで待つという方法で行っており、早くて1分、長いと5分ほど我慢しなければなりませんでした。
それを、口腔内スキャナーという装置で、口腔内の状態を、デジタル画像として読み取る方法で、行えるようになりました。
小型、高性能のカメラで口腔内をスキャニングして、デジタルデータとして記録するのです。あの不快な歯型採りが不要になるのです。
口腔内スキャナーによるデジタル印象採得のメリット
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1)不快感からの解放
カメラヘッドを口腔内に入れてスキャンするだけですので、材料が固まるまでお口の中に保持する、あの嘔吐してしまいそうな歯型採りは不要です。
上顎(あるいは下顎)全体をスキャンするのに、2~3分程度で済みます。 -
2)安全性の向上
型採りの材料が、喉の奥に入ってしまったり、間違って飲み込んだり、といった心配がありません。
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3)精度の向上
従来では、材料のわずかな寸法変化というのは避けられないものでしたが、デジタルデータで処理するために、材料の物性による誤差はなくなり、精度が向上します。
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4)治療期間の短縮
模型の製作といった工程が不要になり、歯科技工所とのやりとりが、デジタルデータのみで行えるため、被せものなどの製作日数が短縮できます。