必要な場合は、垂直的に骨造成

患者様は名古屋在住の60代男性。
左下顎大臼歯を重度の歯周病のため抜歯された患者様です。
義歯はどうしても嫌で、インプラント治療を希望されたのですが、骨がないので無理と言われたそうです。
何とかならないかと、当院に相談においでになりました。
下顎の骨はかなり吸収されており、CTを撮影してみると、下顎の神経まで4~5mm程度の距離しかありませんでした。
短めのインプラントでも5mmのサイズまでしかありませんし、5mmのインプラント治療を入れれば、神経に当たってしまいます。
そこで垂直的に骨を造成して、太い直径で長さ7mmのサイズを埋入することとしました。
下の写真が、手術前後のCTです。右の写真、手術後のCTで、埋入されたインプラントの周囲に、補填した人工骨が白く認められます。

これまでのインプラント症例一覧は
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